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資格の鉄人:第 30 回 受験者数の多い人気資格

街のカフェに立ち寄り、驚いたことがあります。偶然かもしれませんが、その階のお客さんの8割くらいが、サインペンで線の引かれた参考書を開き、熱心に勉強に励んでいるのです。
学生さんもいましたから、授業の復習をしていた人もいたようです。しかし、残りの大部分は、資格試験に備えた勉強のようでした。

現代は、変化のスピードの早い時代です。学生の間はもちろん、社会人になっても新しい知識をたえず吸収していないと、時代に置き去りにされてしまいます。
文字通り「生涯学習の時代」に入っているのです。多くの人が、なんらかの資格試験に挑戦しているのは、そうした時代の反映といえるでしょう。

    資格コンサルタント 高島 徹治氏

    資格コンサルタント 高島 徹治氏

    1年に複数回試験のある資格にスポットを当てます

    では、何かの資格に挑戦してみようという時、何を目安に選べばいいのでしょうか。1つの方法は、受験者数の多寡(多いか、少ないか)から選択していく方法です。
    受験者数が多いということは、時代の動きにそっている証拠といえるからです(反面、受験者数が多いと合格者数も多いので、希少価値に劣るというデメリットはありますが・・・)。

    以上のような観点から、前回は「受験者数という窓から見た資格の人気度」をテーマに書いてみました。ただ、受験者数といっても、1年に1回しか試験が行われないものと、複数回行われるものがあります。受験者数は、当然違ってきますからこの2つは分けて考えなけれなりません。そこで、前回は1年に1回の試験を取り上げました。
    今回は、1年に複数回行われる資格にスポット当ててみます。

    受験者数の多い試験の筆頭“ことば系ご三家”

    いきなり結論をいえば、受験者数の多い試験の筆頭には、“ことば系ご三家”が入ってきます。つまり英検(実用英語技能検定)、TOEICテスト、漢検(日本漢字能力検定)の3つです。一昨年から今年にかけて、この3つの資格は、どれもがなんらかのマイナス面が報道されたせいで、中には受験者が減った場合もあります。

    それでも、英検(実用英語技能検定)は2,262,859人、TOEICテストは1,718,000人(日本国内のみ)、漢検(日本漢字能力検定)は2,123,191人と、英検と漢検は200万人を越え、TOEICも200万人に迫っています。
    もっとも、英検と漢検は、中学校や高等学校の団体受験が、そしてTOEICは企業の団体受験があるので、そのせいで受験者数が大幅に増えている面もあります。ですから、そういう団体受験のない他の資格とは、単純には比較できないでしょう。

    次に続く資格・検定は

    さて、この御三家ほどのマンモスぶりではないにしても、次に続く資格・検定は何でしょうか。ある程度、予想がついたかもしれませんが、"産業のコメ"といわれる日本商工会議所の簿記検定が、534,960人で続きます。パソコンによる財務管理が当たり前の時代になっても、あくまでも基本になるのは、仕訳であり、会計知識であると、だれもが認めているからでしょう。

    これは、もう一面からいうと、お金に関係することは、現代の生活には欠かせないことを表しています。その証拠に、続いて多くの受験者を抱える資格・検定の中に、ファイナンシャルプランニング技能士がランクインしているのです。この検定は、2つの試験機関にわたって行われていますが、その年間受験者合計は25万~30万人になっています。
    また、経済や金融、法律関係を対象に、多分野別に試験が行われている銀行業務検定試験も、246,440人が受験しています。

    意外に見落としがちですが、受験者が想像以上に多いのが現場系の資格です。筆頭は危険物取扱者で、年間受験者がなんと488,182人。数字は落ちますが、電気工事士は143,929人、消防設備士は84,330人、衛生管理者は80,961人、大幅改正があった工事担任者約5万人、電気主任技術者第三種47,593人、2級ボイラー技士36,694人などが続きます。

    先に、"ことば系ご三家"の話をしましたが、あのうち英検と漢検は、文科省「後援」と銘打っています。この後援という文字があると、受験者が多く集まるのは事実のようです。その一つ、秘書検定は年間約20万人の受験者を集めます。そして、硬筆書写検定が71,590人、色彩検定は59,374人です。
    一時やはり「後援」だった数検(実用数学技能検定)は277,575人と、これもビッグな数字を記録しています。

    その他の資格・検定をみておきましょう。パソコン関係では、国家資格の情報処理技術者のなかにある基本情報技術者が135,856人、新資格のITパスポートはまだ知名度がいきわたっていないせいか、91,430人に止まっていますが、初級システムアドミニストレーターの代わりの資格ともいえるわけで、今後もっと伸びてくることでしょう。民間資格のパソコン検定は、約13万人が受けています。

    医療・福祉系では、年1回の試験ながら、介護支援専門員(ケアマネジャー)が140,277人。福祉住環境コーディネーターは、最近受験者が減り気味で55,277人。それより、 2年前新しい国家資格として登場した登録販売者が44,788人の受験者を集めています。

    さて、受験者数の多い主な資格を見てきましたが、感想はいかがですか。文中にも書いたように、人気がある資格はどれもが時代のトレンドを表していることがお分かりでしょう。資格を選ぶ場合は、こうしたものの中から、(1)ご自分の興味や関心、(2)過去の履歴や職務経験、(3)将来への意欲という3つのフィルターでフルイにかけ、その上で狙いを定めることをお勧めします。


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