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資格の鉄人:第 27 回 【続】知の“おつまみ”はいかが?

前回に続いて、肩ひじ張らずに「軽いノリ」で読んで、実行できる「知のおつまみ」の後編をお届けします。まだまだ寒さが居すわっているこの季節、軽い気持ちで読んで、頭を温めていただければ幸いです。

    資格コンサルタント 高島 徹治氏

    資格コンサルタント 高島 徹治氏

    知のおつまみ4 脳を怠けさせてはいけない

    物を調べたり、勉強するとき、多くの人は、カードに書き留めたり、ノートにまとめたりします。あるいは、パソコンの中に、そういう場所を設けている人もいます。
    こうすることで、忘れることを防ぎ、仮に忘れても取り出すことで記憶を再生しようとします。つまり、カードやノートは、私たちの脳の“外部装置”なのです。
    この装置、確かに便利であり、現代ではこれなしには知的活動はできません。でも、反面これに頼りきることは、極めて危険です。なぜでしょう?
    外部装置をつけることによって、人間の脳は「怠ける」ことを覚えてしまうからです。外部装置がなければ、脳はたえず緊張を強いられます。なんとか、自前の脳で覚え込もうとしますから、脳の機能はなかなか劣化しません。
    ところが、「忘れても安心」となると、脳も怠け始めるのです。この緊張と怠けの関係は、人体のあらゆる部位で共通しています。たとえば、車という武器があれば、人はつい歩くのを省略しがちです。その結果、メタボに陥り、糖尿病などの心配が出てきます。

    そこで、提案です。脳の劣化を防ぐために、一週間に一日は、いっさいメモ類をとらない「ノー・メモ・デー」を設けましょう。そのことで、本来の脳の機能を維持していく努力をするのです。
    車の発達で、人は歩くことを忘れがちになり、肥満体質からいろいろな成人病を招いています。それだけでなく、環境破壊を起こす原因にもなっています。そこでひところ「ノー・カー・デー」が唱えられました。しかし、原始への回帰が必要なのは、身体的な部位だけではありません。精神的な部位である脳とて、例外ではないのです。
    「ノー・メモ・デー」を、適当な間隔で設けることは、あなたの脳の劣化を防ぎ、活性状態を維持してくれることに繋がると思います。

    知のおつまみ5 恋人が吹き込んだテープで勉強する

    耳から聞いて知識を吸収したり、勉強したりするには、(1)市販のカセットやオーディオブックを使う、(2)自分の声で吹き込む、(3)恋人やつれあいに吹きこんでもらう、という3つの方法があります。

    どれがいいでしょう。これは断然、(3)の恋人に、がいいのです。
    なぜなら、知識の吸収の成功率は、そのときの快感指数によって上下します。かのフロイトが、自分にとって不快な記憶ほど忘れやすいと喝破したのは、有名な話です。彼自身について、過去に誤診した患者の名前は、どうしても思い出せなかったというエピソードさえ伝えられています。
    裏をかえせば、快い情報(知識や事柄)ほど、長期に記憶されやすい、ということでしょう。
    これは、現代の脳科学によっても説明ができるようです。外部の情報(刺激)は、側頭葉から海馬に送られ、この海馬という司令塔によって、記憶すべきものと捨て去るものに振り分けられます。そして、海馬の眼鏡に叶ったものだけが、もう一度側頭葉に送られ、長期記憶として蓄積されていきます。
    こうした情報の伝達は、神経回路によって行われますが、回ることができるのは、一つの神経細胞にある伝達物質が次の神経細胞の受容体によって受け入れられるときです。
    ところが、この受容体は、快い情報に対しては寛大ですが、不快な情報にはピシャリと戸を閉めてしまうのです。
    さて、恋人の声は、あなたにとって最高に望ましい刺激のはず。いやな勉強であっても、受容体が大いに活躍してくれるので、記憶の度合いが高まります。大いに活用しましょう。
    (もっとも、同じ(3)でも、つれあいとなるとどうでしょう。「逆効果」という声もあるようですが、これについては、当局は一切関知いたしません。)

    知のおつまみ6 新聞の切り抜きは手を使うのがいい

    新聞記者といえば、情報のプロです。この人達のやっている情報収集法のひとつに新聞の切り抜きがあります。
    情報のプロですから、もちろんネット検索などは大いに活用しています。しかし、いざ急場のとき、意外に役立つのは新聞切り抜きだといいます。なぜかといえば、ネット検索は絞り込みに時間がかかります。下手をすると、富士山の麓の樹海、青木ヶ原のような、とんでもない迷路に入りこまないとも限りません。時間が勝負のこの人達にとって、それはまさに自殺行為です。
    その点、新聞記事の最大の利点は、使い勝手のよさです。というのは、新聞記事は、短い中にいかに多くの情報を盛り込むかが勝負ですから、あらかじめ不要な枝葉は切り落とされ、剪定された状態で提供されています。学者や評論家や新聞社の論説委員のなかには、新聞記事のスクラップ派が根強く生き残っているようですが、それはこうした事情のためでしょう。
    とはいえ、新聞記事の切り抜きは、意外にやっかいな作業です。ハサミ、カッター、定規などを、工夫しながら使いこなさなければなりません。しかし、本当の情報のプロは、切り抜きをするのに、こんな道具は使いません。
    では、何で? ズバリ、誰もが持っているもっとも基本的な道具である、自分の手を使うのです。この手でもって、必要な記事の回りをビリビリ切り裂いていきます。(人によっては、その後で、回りを切り落とし整形する人もいるようですが・・。)
    新聞社の朝の論説委員室などでは、このビリビリ、ビリビリの音で、電話も聞こえないほどだとか。実は、私自身も、新聞記事を手で切り取って、情報スクラップを作っている一人です。
    あなたも一つ、試してみてはいかがでしょう。


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