このサイトの使い方

よくある質問

お問い合わせ

資料請求リストを見る

申込カートを見る

講座を探す
全講座一覧
ジャンルから探す
目的から探す
受講の前に
特集
ご受講の感想
お申込案内
コラム
|
受講サポート

資格の鉄人:第 22 回 勉強を長続きさせる秘訣

勉強をする上での最大の非効率、「途中で挫折してしまうこと」を避けるためには、自分の性格にあったスケジュールを組むこと。つまり「3極スケジュールの原則」が重要であることを、前2回にわたって書きました。
今回は、それ以外の「勉強を長続きさせる秘訣」についてふれてみましょう。

    資格コンサルタント 高島 徹治氏

    資格コンサルタント 高島 徹治氏

    勉強が楽しくなる二つの方法

    勉強する人のタイプを無視したスケジューリングが、なぜ“勉強阻害”を生むのでしょうか。 それは、勉強が楽しくなくなり、苦痛になるからです。

    人間、誰しも楽しいことには没頭します。ゲームやパソコンに齧りついて、つい夜更かししてしまうのは、それが楽しいことだからです。
    一方、私たちは楽しくないことからは、なにやかや理屈をつけて逃れようとします。この場合、理屈はどのようにも見つけ出すことができます。

    そこで、勉強を長続きさせるのには、勉強を楽しくやることが大事という結論が導き出されます。事実これは、どんな勉強法の本にも書いてあります。でも、多くの勉強法の本は、ここまでで終わりです。

    しかし、大切なのは「ではどうすれば楽しくなるのか」という、その方法なのです。それを突き詰めて考えてみると、楽しくなるのには、二つの方法があるのではないでしょうか。

    一つは、「勝つ」ことです。もう一つは、気持ちを「癒す」ことです。

    勉強に「勝つ」

    まず、最初の「勝つ」ことから考えてみます。

    勉強をしていく上で楽しいのは、遊んでいて楽しいのとは、言葉は同じでも中身は違うはずです。勉強の上で勝つというと、ともすれば試験に合格することや、成績があがることだけを考えがちです。たしかに、これらは勝つことには違いがありません。
    しかし、「勝つ」という言葉には、もっと広い意味が含蓄されています。それは、「物ごとが当初もくろんでいた通りに進む」、「当初もくろんでいた通りに行く」ということです。こういうとき、人間は達成感を感じ、脳内物質のドーパミンが分泌され、楽しくなります。

    なにも、勉強だけに限りません。朝起きたとき、あるいは前の夜に、今日はあれとあれを午前中に片づけて、午後にはあれとあれをする。そんな心づもりをしますね。
    それが、思った通りに進むと、人は達成感にひたれます。「今日は、うまくいったぞ!」と、思わず笑顔がこぼれます。
    でも、どこかの一件が「相手の人が休みをとっていて、明日にならないと片づかない」となると、気持ちが晴れません。「人が休みを取るのは当たり前のこと」と、頭ではわかっていても、何かすっきりしないのです。

    こんな風にして、人は、日々「勝つ」「負ける」を続けながら生きています。ですから、楽しくなるためには、「物ごとがうまく狙い通りに行くように」算段すればよいのです。

    「目標設定」にあてはめると

    これを、目標設定にあてはめて考えて見ましょう。

    目標設定の悪しき3パターンは、目標の「レベルが高すぎる」「抽象的でわかりずらい」「期日が長期にわたる」です。
    これと「さようなら」をするのには、目線を下げてみるのがいい方法です。もしも「勉強が長続きしないな」と感じている人は、次のポイントを考慮して自分の目標を見直してみましょう。

    ●高いハードルを設定している人
    →努力すれば達成できる「現実的なレベル」に変えましょう。

    ●抽象的な表現の目標を掲げている人
    →ゴールをイメージできるように「具体的」な言葉で説明し直しましょう。

    ●長期にわたる期間を設定している人
    →半年~1年程度の期間に変えましょう。

    このように目標を設定し直せば、気がラクになりますし、挑戦したいというファイトもわいてきます。心理面でも、これが強い「動機づけ」になりますから、日々の勉強に弾みがつくことでしょう。

    前2回にわたって展開した、「個人の個性に合わせてスケジュールを立てよう」「目標設計をしよう」という提案は、実はこの線にそって、さらに具体的な技術の提案をしたものなのです。

    「癒す」技術

    では、もう一つの楽しくなる方法、「癒す」技術にはどんなものがあるのでしょうか。

    楽しさは、待っていても向こうからやってくるわけではありません。自分から作り出すことが大切です。たとえば「勉強する場所を自分の気に入った小道具で飾ってみる」そんなことでもいいでしょう。

    私の体験でいえば「小さな一本の造花」、「小さな一つの鉢植え」が、私を楽しくし、やる気を起こしてくれたことが忘れられません。
    私の事務所は、机の回りがほとんど参考書籍で囲まれていて、ほかにあるのは銀色のOA機器ばかりです。なんとも殺風景な場所です。以前、テレビの取材が入ったとき、どうしても事務所でというので来てもらいましたが、スタッフの方は、あまりの書籍の洪水に呆れていたほどです。
    ところがある日、私がどうした風の吹き回しか自分でも分からないのですが、100円ショップで売っていた一本の造花を買ってきたのです。それを、机の端に飾ったとき、私は思わず驚きました。殺風景なその部屋が、何とそこだけ、潤いをもって私の心に働きかけてくるではありませんか。

    「造花でさえ、そうなのだから、生花ならいっそう楽しいだろう」と、今では時折鉢植えを買ってきては、飾っています。
    ちょうどそのころは、仕事が立て込んでいて、自分の心もすさんでいました。しかし、その1本の造花が私を癒してくれ、楽しさをもたらしてくれたのです。

    補助道具の活用

    他愛のない体験談で失礼しましたが、楽しくなる演出は、いくらでもできるのではないでしょうか。

    <あなたを勇気づける小道具>は、人によって千差万別です。
    私の場合は、このほかに、次のようなものをマスコットにしています。
    一つは、社会保険労務士に合格したときにある資格学校のパーティに招かれましたが、そのとき胸につけた「赤いリボン」と「記念品の入ったデコレーションラップ」です。
    もう一つは、NHKテレビに出演したときの「取得資格数を書いた色紙」です。
    仕事や勉強に押し迫られてつらくなったときには、これらのマスコット品を眺めては、心を癒すことにしています。

    人によっては「合格祈願の天満宮の絵馬」とか、受験生なら「憧れの大学のキャンパス風景」とか、資格で独立を目指す人ならはれて開業したときの「門出を励ます会」の光景とか、いろいろなものがあるでしょう。

    こうした勉強環境の“整備”や“改善”“小道具の陳列”が、挫折を逃れる補助道具になってくれることが少なくありません。あなたも、実行してみてはいかがでしょう。


    ページ先頭へ

    関連情報

    資格カタログ 人気度順
    合格率の高い資格の短期取得をめざすのか?じっくり腰を据えて、難関資格に挑戦するのか?人気度順で資格をご案内します。
    資格試験カレンダー
    試験日や合格発表などのスケジュールを一覧で確認できる資格試験カレンダーです。