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資格の鉄人:第 20 回 挫折しないで勉強を続ける技術

いきなり質問ですが、勉強を進めるうえで、もっとも効率的でない、つまり非効率なことは、何だと思いますか?
それは「勉強をやめてしまうこと」です。

では、質問を変えてみましょう。
あなたは、勉強をしていくうえで、いちばん多い悩みは何だと思いますか?
「勉強が長続きしない」
「ダラダラ勉強に慣れてしまって、効率があがらない」
実は、こんな悩みが、勉強にとって“最大の敵”なのです。

勉強が長続きしないのは、なぜでしょう。「勉強を続けられるか」「途中で白旗をあげるか」・・・それは、意欲の問題だ。あなたは、そう思っているかもしれません。「自分がダメなのは、意欲がないからだ」と。

    資格コンサルタント 高島 徹治氏

    資格コンサルタント 高島 徹治氏

    しかしそれは思い違いです。実は、勉強が挫折する最大の理由は、意欲の問題ではありません。スケジュールの立て方にこそ、問題があるのです。
    今までのスケジュールの立て方は、間違いだらけ。これでは、それほど意欲が強くない方は、中途でリタイアしても不思議ではありません。

    最大の原因はスケジュールの立て方

    なにが、どう間違っているのでしょうか?

    従来のスケジュールの立て方は、こうです。
    「なすべき勉強量(テキストのページ数)」÷「与えられた時間」=「1日(あるいは1月)の割当(ノルマ)」

    あなたも覚えがあるはずです。スケジュールをたてるとき、こんなふうに機械的に割り振っていたのではありませんか?
    実は、勉強が続けられない最大の原因は、このスケジュールの立て方にあったのです。

    この方法の間違いは、肝心の勉強をする本人、少し難しい言葉をつかえば、「勉強する主体」である人間が、数式の中に入っていないということです。そう、あなた自身がいないのです。

    あなた自身のことを考えずに、勝手に作られたスケジュールなど守れますか?
    守れるはずがありません。ですから、遅れが出てくるにつれて、達成感が萎んでしまいます。あげくは、「まあ、今期はいいか。来期頑張ればいいや」という“言い訳状態”から、やがては“白旗状態”に陥ってしまうのです。

    では、どうすればいいのでしょう。

    人間はみな同じではない

    ズバリ答えを示せば、スケジュールや計画を立てるときに、「あなた自身」という人間を、重要な要素として参加させることです。これで問題は大部分解決がついてしまいます。

    ここで、ひとつの重要な事実・・・いわれてみれば誰でも納得するのに、いままで見過ごされてきた事実に注目してほしいのです。それは「人間はみな同じではない」「それぞれに個性がある」ということです。

    勉強や試験との関係で具体的に述べましょう。
    大まかにいって、人間には次の5つのタイプがあります。

    【平均型=バランス型】
    実によくバランスの取れた勉強の仕方をする人です。私の講師体験からいえば、このタイプの人は、講義の開始時間よりも前に、ゆとりを持って教室に入り、だいたい前列に席をとります。欠席、遅刻はありません。難易度が中までの試験なら、このタイプの人は、まずほとんどが合格します。
    でも、案外こういう人は、少ないもの。30人受講生がいれば2人か3人くらいです。

    【スロースターター型】
    エンジンのかかりが遅い方です。ただし、最初にエンジンがかかるのが遅いだけで、一度かかってしまえば、後は急激に能率があがる人もいます。追い込み型といってもいいでしょう。資格試験の合格者には、案外、このタイプが少なくありません。

    資格の予備校などでは、1ヵ月前の模擬試験でははるか合格圏外だったのに、いざ本番では合格してしまい、周りを驚かせる人が毎年必ずいます。とくに、宅建などでは多い例です。宅建の場合、試験日は10月の第3日曜ですが、9月から10月にかけて3連休が3回あります。ここで猛烈ダッシュをかけて最後のゴールに駆け込むのです。

    【スタートダッシュ型】
    このタイプの人も少なくはありません。しかも、勉強のできる人に多いのです。このタイプの人は、勉強に夢をいだいて、スタートします。すると、テキストも難なく理解できます。そこで、どんどん欲張りになります。
    この程度ですむなら、もう一つ上の資格をねらってみようか、と難しい基本書に手を伸ばしたりします。でも、さすがこれは手ごわい。やはり、最初の資格でがまんしようか、などとやっているうちに、勉強そのものが疎ましくなってくるのです。

    そして、この程度なら最後に頑張ればなんとかなるだろう、と勉強を放棄します。しかし一度ペースを緩めると、意欲はどんどん衰え、よい結果にはならないことが多いのです。

    【中間期高原型】
    高原というのは、学習心理学の用語です。欧米語ではプラトーともいいます。高原は、高地ではありますが、山へ向かうように勾配を登って頂上を目指すわけではありません。つまり、ある程度まで勉強を進めてはきたが、途中で伸びが止まった状態を表しているわけです。

    この高原状態が、勉強を進めるプロセスの真ん中あたりで出てくるタイプの人を、中間期高原型といいます。このタイプの人の場合は、何かのきっかけで2度目のスタートができれば、持ち直します。

    【後期高原型】
    高原状態が、最後にくるタイプの人です。それほど、多いタイプではありません。しかし、ある程度メドが立つと「もう大丈夫」と油断し、スローダウンしてしまうのです。この場合、危機が最後にくるだけに、事態が深刻になることもあります。

    実は、学習スケジュールを立てるときには、こうした個性の違いを織り込んで立てなければならないのです。

    タイプに合わせた計画

    従来のスケジュールの立て方は、勉強する主体である人のキャラクターを考慮に入れていません。そして、決まった期間にこれだけやらなければ、勉強は完了しない、というそれだけの客観的な事情で、テキストのページ数を割り振りしていたのです。

    これでは、生身の人間であるあなたが、悲鳴をあげたとしても当然です。

    たとえば、あなたがスロースターター型の人だとしましょう。このタイプの人のスケジュールは、勉強の始期から3分の1くらいまでは、少なめの分量の割り振りをしなければなりません。
    反対にスタートダッシュ型の人の場合は、最初のほうにたくさんの勉強量を割り当てます。それでも、このタイプの方は、最初は意気軒昂としていますから、苦もなく割り当てられた分をこなしてしまいます。

    スケジュールは、このように勉強する本人のタイプを計算に入れて、立てなければならないのです。つまり、先の式は、次のように変えなければなりません。

    「なすべき勉強量(テキストのページ数)」÷「与えられた時間」=「1日(あるいは1月)の割当(ノルマ)」×個々人のタイプに応じた変数

    この式においては、「なすべき勉強量」と「与えられた時間」という二つの極に加えて、勉強する主体=人間という重大な要素を織り込んでいます。
    つまり「勉強量・時間・人間」という「3極原則」を打ち立てているのです。

    この考え方がいかに正しいかは、マラソンを例にとればすぐ分かるでしょう。スロースターターの選手に、最初からガンガン飛ばせという監督がいるでしょうか。また、反対に最初からスピードにのって勝負するタイプの選手に、ずぅーと我慢してゴール直前で勝負せよ、などと指令する監督がいるでしょうか。

    これまで、スケジュールの立て方について、こういう初歩的なことさえ指摘されたことがありませんでした。「挫折しないで勉強を続ける技術」の最大のものは、3極原則にもとづいてスケジュールを立てること。これが、いちばん重要です。

    タイプに応じた勉強プランの具体例は、次回、述べることにいたします。

    (私の近著『いきなり!成果が出る能率10倍の勉強法』=すばる舎=の中でも図解入りで詳しく提示しています。どうぞ参考になさってください)


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