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資格の鉄人:第 16 回 今年こそ、エンプロイアビリティを高めよう!

大変なことになってきました。日本経済、いや世界経済の問題です。
昨年末から、新年初頭にかけて、アメリカ、日本などの株価が下げ続けました。幸い、この原稿を書いている時点では、小康を得て下げ止まったようですが、アメリカのサブプライム危機は、完全に解決したとはいえず、今後も予断を許しません。

この事態は、株を持っている、持っていないなどの個別の事情とは関係なしに、誰にとっても深刻な問題をもたらします。金融不安は、即経済不況につながりますから、日本で働き、生活する人なら、その影響を免れないのです。

    資格コンサルタント 高島 徹治氏

    資格コンサルタント 高島 徹治氏

    たとえば、経済不況は、仕事に就く機会が減るという形で、私たちに襲いかかってきます。バブル就職という言葉がありますが、それとは逆のこと・・・つまり、よほどの実力がないと、目指す仕事に就けない、いや、目指す仕事どころか、仕事に就くこと自体が難しい、ということになりかねません。

    エンプロイアビリティとは

    となると、私たちにとって、エンプロイアビリティという言葉が、より真実味をもって迫ってくることになります。
    エンプロイアビリティ・・・この言葉、ご存じでしたか。
    「そんなの、当然わかっている」という方は、エンプロイアビリティの高い方です。「それ、初めて聞いたなあ、いったいなんのことだろう」という方は、エンプロイアビリティが普通の方です。

    日本でも、この言葉がよく聞かれた時代がありました。平成11年以降の数年間です。
    しかし、もともとはアメリカで生まれた言葉( 考え方) です。
    Employability・・・Employ は、雇う、ability は能力。続ければ、「雇われ得る能力」とか「雇われるに相応しい能力」となります。

    1980年代、アメリカ経済は元気がありませんでした。日本の企業がロックフェラービルを買い取ったころです。しかし、アメリカ経済は「リエンジニアリング」などの苦闘を経て、蘇生しました。ただ、その結果、多くの働く人が職を失い、経営者と労働者の間には冷たいすきま風が吹いていたそうです。

    その解決策として生まれた考え方が、このエンプロイアビリティ。企業の側には、多くの労働者をレイオフしたり、解雇した経験があります。いまさら雇用を完全保証するとはいえません。言っても、信用されません。

    そこで、企業に万一のことがあっても、他社で「雇用され得る」能力を働く人が身につけられるよう、社をあげて協力し支援します。そのために、お金も使います。みなさんも自ら進んで、その能力を身につける努力をしてください。一緒にやろうではありませんか、と提唱したわけです。

    雇用不安を乗り切る武器

    これは、企業にとってメリットのあることでした。なぜなら、働く人の能力が上がれば、会社全体のパフォーマンス(産出高)も高くなります。会社収益も、ぼんぼん上がります。会社に万一のことが起こる可能性は、どんどん少なくなるのです。
    それに、このことによって企業の雇用責任を免れるという本来のメリットもあります。

    こういうと、企業にとってばかりいいことづくめのようですが、しかし、そうではありません。働く人にとっても、メリットはあります。会社の援助のもとで、雇用不安を乗り切る武器(エンプロイアビリティ)が身につくのであれば、それはそれで役立つことといえるでしょう。

    日本では、その後、この言葉と考え方は影が薄くなり、最近ではあまり聞かれなくなりました。企業自身がエンプロイアビリティのための支出さえ出し惜しみし、ひたすら企業収益だけを求めるようになったからでしょうか。
    そうは思いたくありませんが、最近の格差拡大をみると、そんな側面もないとはいえないでしょう。

    しかし、企業の側の動きはそれとして、働く側にとってはこのエンプロイアビリティという考え方は、そうやすやすと捨て去ってはいけない言葉でしょう。
    企業側からの援助や支援がなくても、自分自身でエンプロイアビリティを獲得していかなければなりません。
    なぜなら、いつの時代でも「雇われ得る能力」こそが、世の荒波を乗り切っていくうえで、基本の武器になるわけですから。

    エンプロイアビリティの向上策

    こうした考えは、企業の社会的責任を免罪し、働く側にだけ自己責任を押しつけるものだ、という批判もあります。たしかに、それも一理あることでしょうが、しかし個々人のレベルでいえば、自己防衛のためには「雇われ得る能力」は決して無視できないのです。

    とくに、昨年末から、新年初頭にかけての情勢は、そのことを強く思わせました。「エンプロイアビリティ」という言葉の意味が、ふたたび切迫感をもって蘇ってきたような気がします。

    では、エンプロイアビリティの向上策には、どんなことがあるのでしょう。

    多くのことがあります。問題意識を高めて仕事をする。目標を設けて自己管理する。そしてもうひとつ、自分の専門知識、専門能力を高めること。これも極めて重要です。

    そのためには、「勉強する」という行為が必要になります。勉強なしに知識を身につけることはできませんから。
    ただ、(ひょっとしてですが)そんなこと、何回思ったことでしょう。「正月が来るたびに考えたが、そのたび挫折した・・・」。そういう方も、決して少なくないように思われます。

    そこで、挫折しない、いやしたくても、できない方法を考えましょう。それは、自分を自己操縦することです。自分から進んで、自分が逃げられない環境をつくり出す。これが、成功への一里塚なのです。

    新しい年に勝負をかける

    資格に挑戦することは、その一つです。それを、家族や、職場や、まわりのたくさんの人に“宣言”しましょう。こうすると、なかなか逃げにくくなるものです。
    もうひとつの逃げにくい条件があります。「1年で合格する」と宣言してはいかがですか? 

    2年も3年もかかると、途中経過なんて外の人には見えません。「いや、順調にいっているよ」といわれても、順調かどうかの基準は本人まかせ。回りの人間は、善意に解釈するしかないのです。
    その結果、2年経っても、3年経っても不合格・・・。

    これでは、「あの人はいつも最初の口だけ、終わってみればいつもの通りさ」。外の企業ならいざ知らず、仲間うちでは“アンチ・エンプロイアビリティ”、雇いにくいという烙印を押されかねません。

    ですから、言い訳なしで、まず1年で勝負してみましょう。その気でやれば、1年なら相当なことができます。
    それができれば、ほかのことにももっともっと弾みがつきます。

    取り巻く経済環境が、きびしさを増してきたいま、これをきっかけに、新しい年に勝負をかけることを提案します。

    (お断り。緊急の情勢を重んじたため、前回、予告した「記憶法」については、次回に回しました。どうぞ、ご了承ください)


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