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資格の鉄人:第 15 回 あなたが速読名人になれる技術

実際に使える「勉強の技術」の2回目をお送りします。その技術は、速読法です。

「速読術には興味があるが、試験の勉強にほんとうに役立つのだろうか?」
あなたは、そんな疑問を持っていませんか。
そう考えている人に対して、私はここでキッパリお答えしておきます。

「速読のテクニックは、試験のための勉強にとって有効な技術ですよ」と。

ただ、これには、二つだけ条件をつけたいと思います。

    資格コンサルタント 高島 徹治氏

    資格コンサルタント 高島 徹治氏

    一つは、学習のあらゆる局面で、役立つわけではありません。この局面なら役に立つが、ここでは速読法を使うとかえってマイナスになるというふうに、使い方にコツがあります。
    速読法は、劇薬のようなものです。使い方を間違うと、副作用に見舞われます。それをわきまえて活用することが大切です。

    もう一つは、速読法にもいろいろな流儀があります。それらの流儀の多くは、試験にはなじまない速読法です。正しい効果のあがる速読法は、わずかしかありませんから、その見極めが必要になります。

    速読法が役立つ局面とは

    速読法は、それほど本格的にのめり込まなくても、普通の人が普通の努力をするだけで、ある程度効果が上がります。ここでは、そういう「特別な訓練のいらない」、「誰にでもできる」速読法のテクニックを紹介してみます。

    まず最初に、速読法が役立つのは、どんな局面でしょうか。それを知るには、私が提唱している「高島式3回転学習法」が前提になります。詳しい説明は省きますが、要点をいえば、3回転学習法では、テキストと3回接触します。

    1回目は、勉強する対象の大筋をさっととらえる「全体を眺める学習」です。
    2回目は、勉強する対象をじっくり、じっくり理解していく「理解して、わかる学習」です。
    3回目は、それを「覚える学習」です。

    速読法は、1回目の「全体を眺める学習」の際に、極めて有効です。いや、このときには、速読でなければなりません。
    「全体を眺める学習」とは、「この試験はおよそどういうことを勉強するのか」「全体はどういう構成になっているのか」を大雑把に把握することです。そのためには、時間をかけてはなりません。目で文字は追い、理解できなくても、立ち止まってはいけません。わからないところは、そのままにして前へ進む“素通り読み”を行います。

    このように、全体に目を通すための「高速読書」なので、速読がもっとも適した勉強法になるのです。

    ただし、2回目の「理解して、わかる学習」では、速読法はかえって有害になります。なぜなら、この段階の学習では、時間をかけても、とことん理解することが主眼ですので、速読で読みとばしてしまってはいけません。速読だと、どうしても意味の把握が浅くなってしまいます。

    3回目の「覚える学習」は、理解したことを反復し、覚えるわけです。反復を何回か重ねてくると、脳の記憶も固まりかけてきます。そうなったら、速読法を大いに活用して、反復する回数をどんどん増やしましょう。

    誰にでもできる速読法!

    さて、肝心の「誰でもできる速読の技術」を公開します。
    実は、速読力を身につけることは、それほど難しいことではありません。一つのことを実行するだけで、あなたの速読力は少なくとも20%は強化されます。

    ふつう日本人の読むスピードは、1分間に600 字程度といわれています。その文字数が20%増しになり720 文字にまでアップするのですから、これをやらない手はありません。

    その方法は、「遅読みから速読への意識改革」をすることです。
    平たくいってしまうと、「本を早く読もうと思うこと」、そのことなのです。

    「なあんだ」と思う方もいるでしょうが、これこそ真実です。私自身も体験的にその効果をよく知っています。もともと速読が得意でなかった私が、「速読の意識化」によって、1分間に1000文字から1400文字( あるいはそれ以上も) 読みとばすことができるようになりました。

    あなたもこの平凡な真理をぜひ実行してみてください。その効果に驚くことでしょう。

    では、その他の具体的な方法も、ご紹介しましょう。

    キーワード連結法

    とりつきやすいものとしては、「キーワード連結法」があります。つまり、キーワードを拾いだし、これを連結して、内容全体を理解するという技法です。

    キーワードとは、文章の中で、その文や段落の意味を表すのに重要な核となる用語のこと。重要な言葉ですから、文中からいち早くこのキーワードだけを探し出し、それをつなぎ合わせます。逆にいえば、キーワード以外の瑣末な用語や表現は、捨ててしまうのです。

    どれがキーワードなのか、それをどうやって選び出すのか、が問題になります。

    日本語の場合は、漢字がキーワードになる率が非常に高いです。そこで、漢字だけを拾い読みしていくのが、原始的ながら、現実に効果のあがる方法です。

    最近は横文字やカタカナことばが増えてきました。日本語に翻訳しにくい言葉をわざわざ使うのですから、必然性があってのこと。それらもキーワードになりやすいのです。

    そのほかには、数字や固有名詞なども無視できない用語。内容語である名詞、動詞、述語となる場合の形容詞、副詞は、キーワードになりやすいもの。反対に、機能語に分類される代名詞、助動詞、間投詞、前置詞は、ほとんどキーワードにはなりません。

    スキミング法

    アメリカの大学では、速読法を教えるところが多いそうです。そこで教えられる代表的な技法が、次に紹介する「スキミング」(Skimming)です。

    日本語でいえば、「抜き読み」「拾い読み」「飛ばし読み」「抜かし読み」「斜め読み」などといいます。

    もともとは、スキム(Skim)という動詞から派生した言葉。「(スープなどの)表面に浮いた上澄みをすくい取る」「(つばめなどが水面を)すれすれに飛んでいく・・」という意味です。それが転じて、「本をサット拾い読みする」というふうに使われるようになりました。

    読むべき頁の最初の行から最後の行まで、「つばめが水面すれすれに飛ぶように」さっと軽く眼を通します。そして同時に、おいしそうな「表面に浮いた上澄み」だけを、頭の中にいただいていきます。そんなイメージです。

    この方法は、「速読の意識化」がない人には習得ができません。逆に、「速読の意識化」がある人には、習得がそれほど難しいものではありません。

    あなたも、これらの方法をぜひ試してみてください。字を読むスピードが早くなることは、確実です。

    次回は、記憶術を取り上げます。なお、これらの技術については、7月に発行した拙著『もっと効率的に勉強する技術!』で詳しく書いています。同書は、現在6刷と大好評。書店で立ち読みしてください。


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