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資格の鉄人:第 8 回 知識なしで、試験に合格できる解答術

このコラム『資格の鉄人』も、しばらくの間、お休みをいただきましたが、今月から再び隔月で登場させていただきます。

お休みした上に手ぶらで戻ってきたのでは、読者のみなさまにお叱りを受けるかもしれません。そこで、手土産を持ってまいりました。
題して『知識がなくても、資格試験に合格できる解答術』です。これなら「なんだ、そんないい方法があるのか、すぐにも教えてほしい」というご要望が殺到するのでは?と、思ってのことです(笑)。

ジョークはさておき、さっそくレッスンを始めます。
まずは、次の3肢択一の問題をやってみてください。旅行業務取扱管理者の試験に出てきそうな問題ですが(本試験は4肢択一)、この試験の勉強をまったくやっていない人でも、正解は当てることができます。
ただし、ある一つの解答術を知っていればの話ですが・・・

    資格コンサルタント 高島 徹治氏

    資格コンサルタント 高島 徹治氏


    【問題】営業保証金に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

    (1)旅行業者は、営業保証金を主たる営業所の最寄りの供託所に供託しなければならない。
    (2)営業保証金の額は、その旅行業者の業務の範囲と旅行者との取引額に応じて定められている。
    (3)旅行業者は、登録の抹消があったときには、営業ができないわけだから、あらゆる場合に営業保証金を取り戻すことができる。

    さて、正解は・・・・(3)です。

    あなたは、おわかりになりましたか? 「わかるわけがないでしょう。旅行業関係の試験勉強なんて、したこともないもの」とおっしゃってはいけません。最初に書いたように、この魔法の(?)解答術を使えば、知識がなくても当たってしまうのですから。

    そのカギは、(3)の中にあるキーワード「あらゆる場合に」です。実は、資格試験では、このような「すべてのケースに該当する」意味の記述の肢は、誤り(×)であることがほとんどです。

    私はこれを、「例外なし文言」と名づけています。とくに法律系の試験の場合は、こういう「例外なし文言」は、ほとんどの場合誤りになります。その理由は、現代のように社会が複雑化してくると、ものごとには必ず例外(レアケース)が出てくるからです。

    法律の条文を読んだことのある人はおわかりでしょうが、条文にはよく「ただし」という文言が続いています。専門的に「○○条ただし書き」などという言い方もされるほどです。

    つまり「法律には例外ありき」というのが常識。ですから、そういう例外を排除するような用語を含む肢は、誤り(×)と考えて差し支えありません。
     
    以上の理由で、先の問題も(3)が誤りであり、これを選んだ人が正解ということになります。

    ×のキーワード

    • すべて
    • あらゆる
    • 必ず
    • 常に
    • 全部

    ○のキーワード

    • ことがある
    • 場合により
    • とは限らない
    • 概して

    一方、この「例外なし文言」の対極にあるのが、上の表にある○のキーワード、「ぼかし文言」とでもいうべきキーワードです。
    こうした表現は、網を大きく張っているので、すべての事柄が入ってしまいます。したがって、表現としては大雑把ですが、問題の答えとしては正しい肢(○)であるとみていいでしょう。

    こうした解答術は、大学受験では早くから言われていたため、今では問題文自体にこういう表現が出てくることは稀なようです。しかし、資格試験ではいまでも見かけますので、知っていると便利です。

    この他にも、いろいろな解答術があり、次回以降折りにふれて紹介していくつもりです。ただ「試験も近い。早くすべてを知りたい」という方や、「もっと詳し く知りたい」という方は、拙著『図解 50歳からの頭がよくなる「体験的」勉強法』(講談社+α新書)を参考になさってください。1章分を当て、詳述しています。もちろん、50歳以前の方も歓 迎です(笑)。


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