Backstage at the 3rd Place
第5夜を振り返り 改めてイブニング・ダイアローグ@代官山のあり方を考えています
Written byTeruko TAKAHASHI
~ Reflection ~
昨年度からスタートした、イブニング・ダイアローグ@代官山も2ndシーズンに入りました。
イブニング・ダイアローグが皆さまにご提供するのは『対話・交流・学び』であり、そのための場をご用意することです。
その“場”が価値あるものとなるために、毎回“対話へのしかけ”と“場のデザイン”にこだわっております。
第5夜の“対話へのしかけ”は『がちゃトーク』(「自画持参」http://jigajisan.net/)。
まず参加者全員が「研修に関する疑問・悩み」を紙に書いてカプセルに詰め大きな袋に入れます。次に各自が袋からランダムにカプセルを取り出して、そこに書かれているテーマについて答えるという趣向です。
どんな話題が飛び出すかわからないドキドキがたまりません!
中原先生や長岡も加わり、楽しくもスリリングな対話の時間を過ごしていただけたようです。
どんなテーマが話されたのか?
少しだけご紹介すると・・・
・やる気は研修で出せるのか?
・研修の効果測定に悩んでます、皆さんはどうされてますか?
・学んだ成果を職場に還元するのは難しいですが、どうすれば?
・現場力をあげてくれ!と言われても。。。。
・人事部は、現場ともっと対話すべきだと思いませんか?
・研修のまったくない会社ってどんな感じなんですか?研修の多い会社と何が差になるのですか?
いかかでしょうか。
研修のあり方や、担当者ならではの具体的な課題まで様々なトピックスがありました。
出てきた悩みや課題に対して、解決策のお土産を持って帰れる方もいれば、悶々としたままさらに悩みが深まってしまった方もいらしたようです。
他者の話を聞くと共感できる点もあれば、反対意見も当然あります。
その差異やコンフリクトの存在を尊重していくところに、ダイアローグの面白みや深みを感じるのではないでしょうか。
ゲスト全員がすっきりとした顔で帰っていただくより、混沌としつつも学びつづけようとする“複雑な顔”になることを是とする、そんなサロンを目指しているのです。
そして、もうひとつのこだわりである“場のデザイン”。
「五感を刺激する街 代官山」というテーマで場を展開しました。
これは、ガチャトークで使用した“ガチャ玉”を開ける時の手の感覚であったり、“研修の未来を考える”にあたって、その場がちょっとだけ“未来感”を演出できたら対話や交流も促進されるのではないか、という願いからできています。
そのために、五感を刺激するような品々を集めて展示したり、見た目や食感を楽しんでもらうためのフードやドリンクをご用意させていただきました。
そして、場の空間を創り上げるのに最も重要なのが、そこに集うゲストの皆さまです。
毎回ドレスコードを設けているのも、そんな場の一体感を演出し、ゲスト一人ひとりがそのドレスコードに意味づけをして、そのプロセスを楽しんでいただくことにあります。
今回のドレスコードは、『スター★』とさせていただきましたが、“スターウォーズのTシャツ”を着ていらした方や、「安直でスミマセン」といいながらも“星型のメガネ”をかけてきてくださった男性、キラキラした“太陽のブローチ”で装ってくださった女性など、ステキな紳士淑女の集いとなりました。
このように、イブニング・ダイアローグ@代官山は、ゲストスピーカーやテーマがメインではありません。
もちろんそれらを重要視していないわけではありません。ですが、私たちが一番大切にしているのは、ゲストの皆さまの“対話”であり、そのための“場づくり”であると私たちは信じ日々研鑽を続けています。
回を重ねるたびに進化し続けるイブニング・ダイアローグ@代官山の“これから”を、皆さまと一緒に創っていきたいと思います。
~ Backstage 風景 ~

第5夜を無事に終え、かすかな疲労感と安堵感の中、長岡とスタッフのリフレクションが始まりました。
レゴを使って第5夜のイブニング・ダイアローグを各々の想いで表現します。

対話の輪の中にいる自分とそれを遠くから眺めている自分、学生スタッフの真直ぐな眼差しと対照的なプロであるはずの私たち・・・
“レゴ”を使うと立場や役割によって現象の見え方や考え方が違うことを発見できます。
思わぬところでスタッフ間のコミュニケーション不足が生じていたり、想いの強さが空回りしていたり、対話の場を提供している私たちこそが対話の重要性に改めて気づかされました。
2010年8月4日
高橋 輝子







サードプレイスの舞台裏(Backstage)で起きていることを紹介しながら、
私たちスタッフが感じたこと、気づいたことを綴っていきます。