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人材育成の現状 Part1

人材マネジメントの現状

この記事は、2011年7月に掲載したものです。

再評価される長期的視点の人材育成

今回から、各種データから企業における人材育成の動向と今後の方向性について概観します。今回は、人材マネジメントを取り巻く現状を整理していきます。

労働政策研究・研修機構において2011年6月に公表された「今後の産業動向と雇用のあり方に関する調査」(n=3025)において、採用、配置、育成、処遇について、今までと今後の人材育成展開にあたっての企業の考えがまとめられています。

ここでは、これまでウェートの高かった「即戦力重視」から「将来成長が期待できる人材」へとシフトしつつあると述べています。特に、主に短期的な個々人の成果や専門性など個人に帰属する要素よりも、組織における成果創出や中長期的な能力の発揮にウェートが置かれてきたといえます。


今までと今後の人材育成展開にあたっての考え(採用、配置、育成、処遇)(n=3025)

出典:労働政策研究・研修機構『今後の産業動向と雇用のあり方に関する調査』(2011) P19

同調査では長期安定雇用のメリットとして、割合の高い順に、「知識や技能の継承がしやすい」(76.1%)、「従業員の長期的な人材育成がしやすい」(62.4%)、「組織的な一体感を維持しやすい」(60.5%)があげられています。
逆にデメリットとしては、割合の高い順に、「経済状況の急激な変化に対応することが難しい」(52.1%)、「新しい発想が生まれにくい」(46.6%)、「従業員が企業に依存しがちである」(40.8%)があげられています。

現状においては、長期安定雇用のメリットの方が大きいと答えた割合(72.0%)がデメリットの方が大きいと答えた割合(6.2%)を大きく上回っており、あらためて長期的な視点での人材育成が再評価されていることが伺えます。

長期安定雇用を実現する上においても、年功主義的な運用は難しく成果主義の要素を活かした中長期的な人材マネジメントが必要になると思われます。こうした状況で、企業における人材育成の方向性はどのように進んでいるのか、次回紹介いたします。

(産業能率大学 佐藤雄一郎)

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