総合研究所の概要

お問い合わせ

資料請求リスト

計画的フォローアップで「脱・新人」 - このセミナーに注目!-

新入社員教育の計画的なフォローUPで、「脱・新人」のステップを!

金澤周子講師、鈴木志恵夫講師

新入社員が春に職場に入り半年が過ぎる頃、皆様の職場では、その後の新入社員の育成や支援はどのようになさっているでしょう。
今回は、新人フォローアップ研修を始め、階層別研修やスキル研修など各種セミナーをご担当いただいている、産業能率大学総合研究所兼任講師の金澤周子講師と鈴木志恵夫講師にお話をうかがいました。

産能マネジメントスクールの「新人フォローアップ研修」は、「基本編」と「自律編」で「脱新人」のサポートをしています。

    新人フォローアップ 基本編

    産能マネジメントスクールスタッフ(以下MS):
    まずはじめに、このセミナーのポイントについて教えてください。

    金澤講師(以下敬称略):
    この基本編の学習のポイントは、

    (1)仕事の基本を再確認する
     ・仕事の考え方などについてチェック項目をもとにして振り返り、組織人としての土台固めを行います。
    (2)今までの仕事を振り返る
     ・仕事の成功・失敗体験や、得たもの・悩みなど、今までの会社生活を振り返り、行動や意識を変えるための着眼点を得ます。
    (3)仕事の質を高める
     ・仕事をより確実に進めるためには「正確なコミュニケーション」が必要であること
     ・実行するための留意すべきポイントを学びます。
     ・PDCAサイクルのプラン部分に特化して、指示された仕事を効率的に進めていくための「段取り」について情報付与と再確認をします。
    (4)仕事を通じて成長する
     ・自分の強みや弱みなどの現状を認識するとともに、上司(先輩)からの期待(事前準備物「上司からの手紙」)を意識します。
     ・その期待に答えるための目標を描くと同時に目標実現のための自己啓発テーマを設定します。

    この4点です。

    MS:
    セミナーの様子はどのような感じなのでしょう。

    鈴木講師(以下敬称略):
    10月の開催回に出てこられる「新人」の方には、採用から半年という時期だけに、「社会人としての活動」にまだ戸惑いつつも何とか適応しようとしている最中の方や、先輩からの指導や慣れない仕事を前に必死でとりくんでいる方が多く見受けられます。自分なりにがんばろうとし、もがいたり、悩んだり、という姿も見られますね。

    導入研修から継続して研修期間中であるという企業様、または、現場での実習などが始まったという企業様の参加者の方は、一方で、夏前から担当の仕事が決まり、先輩と一緒に(または、1人で)お客様と対応されている新人の方もいらっしゃいます。主に再確認をしてきなさいといわれているようですね。

    入社以来の数か月は学生時代と生活の時間の流れが大きく変わり、目の回るような忙しさの中でとにかく頑張ってきた様子がワークの中の話から感じられます。
    導入研修で得た知識経験の再確認、ここまでのまとめ、自分の振り返りをしてきなさいといわれているというお話をよく伺います。

    金澤:
    3月の開催回に参加される「新人」の方々は、10月の方々と違って、ほとんどが何かしら担当を持ち始めています。それだけに、「1年きつかった。でもこれができた、こうしたらよかったかも」という声が自己紹介やグループワークでも聞かれます。
    1年間仕事をしたことで得た自己効力感、達成感。その反面、できると思っていたことができなかったこと、早々に訪れたさまざまな壁。1年の自分の経験が題材となり、たな卸しの機会になっているようです。基本の再確認からたな卸しまで、それぞれの方の経験に照らして活用していただいているようですね。
    新入社員の4月のセミナーに参加していらっしゃる方もいらっしゃって、「1年前に先生に教わりました!」と声をかけてくる方もいらっしゃいますが、あの初日の不安そうな顔は消えていて、1年経っている分、ちょっとたくましくなっている彼ら彼女らがそこにいます。

    鈴木:
    10月・3月で共通しているのは、「自分だけうまくいってないと思っていたけど、そうじゃなかった」「同じような人ことで悩んでいた仲間がいる」ということに気づく参加者が出てくることですね。
    新入社員採用が少ない企業様からのご参加も多いので、参加者同士が同期の仲間のように積極的に情報交換をし「仲間」としてのアドバイスをしあう姿も見られます。

      MS:
      1年目は、どうしてもいろいろ迷いがちですよね。「自分だけうまくいってない感」に苛まれたりした経験は私にもあります 。偶然集まった参加者間で話していて、「あ、ここに同じような経験をした人がいる」とわかった時は教室内の雰囲気が変わりそうですね。

      金澤:
      そうですね。うまくいってないのは自分だけじゃないのか、なんだか回りはうまくやっているような気がする、同じ失敗ばかりしているんじゃないか、認められていないんじゃないか・・・こんな経験は誰にでもありますよね。私自身にもそういう思い出がいっぱいあります。でも「誰にでも」とこの時期には思えない。

        こういう思いにかられるのは新人のときだけではなくて、他の階層になってもあることで、「新人の君だけじゃないよ」といってあげたい場合も結構あります。聞いてみると、いいこと一杯あるじゃないという場合もあったりしますが、どうしても気になるほうに思考がいってしまう。
        こんなときには「誰にもあること」といってあげるよりも「あ、私と同じような人が!」という発見が悩める新人の方々にとても響くようです。

        とはいえ、セミナーの会場では、最初はやはり互いに遠慮気味です。職種も業種も違いますし、時には大学院卒と大学卒と高校卒が机を並べていますので、放っておいてはそのような気づきは生まれようがありません。
        公開セミナーの中では様々なワークで参加者間の垣根をはずしていきますから、さほど時間がかからずにどこかで会話が始まります。

          背景は様々でも社会に出てからの時期は同じです。同じような失敗をし、悔しい思いも何もかも似ている。だからこそ、我が事としてアドバイスしあったりこんなことも良いかもしれないと知恵を出し合ったり・・・そのやり取りの一つ一つが自分自身にはね返ってくるのでしょう。
          時には高校卒の彼の一言に、そりゃそうだと頭をかく年上の彼がいたり、何歳も下の子の話を身を乗り出して聞いてあげる姿があったり。
          いろんな意見がある、いろんな経験がある。同じような経験を同じ時期にしてきた仲間のアドバイスが、作成するシートに加わっていく方々が多いですね。

          MS:
          このセミナーでは、そんな仲間の意見交換や自分の気づきとともに、ここまで指導してくれた周囲の方々からの声も彼らに伝えられるんですよね。

          鈴木:
          教室内の空気が変わるといえば、このセミナーで参加者が見せる特徴的な光景がもうひとつあります。
          それが、その周囲からの声である「上司からの手紙」を開けるときの様子です。
          そのときの参加者の真剣な顔。教室が静まり返ります。
          上司や先輩、または御指導いただいている人事の方々から参加者本人にあてていくつかのポイントに沿って事前にお書きいただいたものを封緘した封筒に入れて参加者は持参しています。
          その「手紙」には日ごろの自分のことやどんなことを期待しているのか等などを書いていただいています。
          いつも指導してくれていることが書いてある場合もあるでしょうが、各企業の上司先輩の方々が自分に伝えようとしてしてくださっていることを読み取ろうと参加者は食い入るように読んでいます。
          激励あり、アドバイスあり、こんなことを見てくれていたんだもあり・・・「こんな指摘、初めてだ」「こういうことだったんだ」という顔で読んでいます。
          もちろんまだまだ十分とはいえませんし、足りないこともたくさんありますが、今の新入社員は一昔前に比べて理解は早く読み取る力もあります。このアドバイスはきちんと正面から受け止めて読んでいると私は思います。 そこまでのワークで「自分のたな卸し」が進んでいる人は、読んだ直後からメモをし、自分のシートに情報を加えたりしています。
          新人のみなさんが自分に寄せられた思いを受け止め考えている時間です。
          仲間や周囲からもらった情報に、上司からの情報を加えて自分で考え始める瞬間です。
          もう「脱・新人」の一歩目を踏み出した瞬間なのかもしれません。

          MS:
          お二人は、その光景をご覧になっているから、「セミナーを受けておしまい・・・ではなく、戻った彼らと職場の上司や先輩はコミュニケーションを図って欲しい」とおっしゃるわけですね。

          金澤:
          そうですね。上司への手紙を書いていくまでのすべてのワークシートは、参加者一人ひとりのこの半年・1年のまとめです。

          上司や先輩の皆さんからの期待に応えようと、新人なりにまとめたものがそこにあります。
          セミナー参加後は、できるだけそれらのシートを前にして、彼らが何を考えたのか、どうしようとしているのを聞きながら、上司の方からは手紙では伝えられなかったことなどをお伝えいただいて今後に向けたアドバイスをぜひ行ってあげてください。
          この時期だからこそそこでかけた時間は間違いなく彼らのこれからに活きてきます。
          自己啓発への動機づけや、それぞれの皆様の社内研修への橋渡し、現場での指導に関連付けてご活用いただければと思います。

          ワークシートの活用案

          新人フォローアップ 自律編

          MS:
          さて、新人フォローアップ研修にはもうひとつ「自律編」がありますね。このセミナーは、基本編とどのように違うのですか?

          金澤:
          「新入社員は、この半年後・1年後ではまだ言われたことをこなすのに精一杯。まず言われた通りにやっていけるかどうかで勝負しています。
          しかし、基礎的な教育が終わったとき、所属する組織側から「言われたとおりにできればそれで十分なわけじゃない。自分で考えて動け」といわれるようになってきます。いつまでも「指示されたからその通りやった」ではこまるということですね。
          「言われた通りにはできている」状態から「主体的に動く」「自律的に考えて行動する」に移行するためには、そのスイッチを早く作って自分の意思でオンにすることが必要。
          このセミナーは、自分を駆り立てる主体的な行動力にスイッチを入れる、その「スイッチ作りの1日」といえます。

          MS:
          主体性の発揮。これは、今の若手社員には重要なポイントですね。

          金澤:
          主体性を発揮するということは、自分で考え、責任を持って行動するということです。主体性という言葉にもいろいろなとらえ方があるとおもいますが、「自分 を知り、自分の考え・行動に責任を持ち、自らを動かしていくこと」と考えると、仕事に対する姿勢や考え方が作られるこの新人時代に土台づくりのきっかけや 視点を持つことはとても重要ですね。
          しかし、自ら考えてあるべき姿を描き、その上で目標を実現していくことは、中堅層の社員であっても意識せずに 自然にやれることではありません。

            ましてや今の目の前のことに必死に対応している状態の新入社員に「自分で考えて動け」といっても、すぐにできないとして も不思議はありませんね。
            では、「自律的行動とはこういうことだ」と自律という概念を教えたらできるようになるでしょうか。それを知ることは大事ですが、自分がどうしたらいいかはわからないと思うのです。

            MS:
            それを1日の通学セミナーで意識して、スイッチを作るところまでにするには工夫が必要ですね。
            「SP(サブパーソナリティー)トランプ」を使用してセミナーを進めるのはその辺りに理由があるのでしょうか。

            金澤:
            SPトランプは、自己を理解し自己成長を図るパーソナル・ディベロップメントと、他者を理解し他者に対応して いく態度や技法であるヒューマンスキルを学習していくための教材として開発されたものです。カード(トランプ)にしてありますので、わかりやすく学習することができます。

            この楽しくわかりやすいツールを使って自分のパーソナリティー特性をつかみ、自分の行動特性の理解をすることで、自分が考え意思決定した行動(=主体的な行動)をするためのポイントをつかんでいただくのです。

            例えば、仕事を進める上で、必要であれば先輩に自分から助力をお願いしなければなりません。声をかけてくれるのを待っていてはだめなのです。この類の判断は、新人であっても自分でしていかなければなりません。
            誰かがしてくれることでもなければ誰かが決めてくれることでもありません。
            先輩や上司が教えてくれない・・・といって待っているのではなく、自分自身はどうすればいいのか、何をきっかけに動くのか、自分で考えて行動を起こすのです。

            このSPトランプを使ったワークで得た自己理解は、「どのように動くのかを考える」そのときに役に立ちます。
            研 修で得たポイントを日々の行動に活かしつつ、代わっていく状況にどんどんチャレンジしていただきたいと思います。このトランプは持ち帰っていただきますか ら、自分の成長や経験を機に何度でもくりかえして現状の確認ができます。状況が変われば自分も変わります。様々な経験が自分を変えていきます。「自分」は 今のこの時期固定ではありません。折に触れてこのトランプを引っ張り出して自分を見つめてもらいたいですね。

            そして、研修で得た「スイッチ」は、オンにして使って初めて活きるものです。
            職場に戻って忙しさに埋没して、スイッチを入れるのを忘れては意味がありません。
            セミナー参加後、スイッチがオンになっているかどうか、ぜひ職場で問いかけてあげてください。

            最後に、新人の皆さんへの講師からメッセージがあります。

              • いつ何があったか、何を感じたか。簡単な記録で結構ですので、振り返られるようにしておくことをお勧めします。
                あくまでもオープンにするものではなく、自分のためのクローズな記録としてのものを。
                振り返るきっかけという「楔」が打てることで、ここから数年、流されずに過ごすことができるはずです。
            • フォローアップ研修で、自分の活動や意識に「てこ入れ」をし社会人生活の土台作りをしたなら、次は、人の意見が聞けてう受け止められるようになりましょう。
              そして、ただ話が聞けるだけでなく、自分に対するアドバイスを受け入れて、まず行動に移してみましょう。

            産能マネジメントスクールの新入社員研修をお受けになった参加者の方の参加には「新人フォローアップ割引」があります。

            春の新入社員セミナーにご参加いただいた方が産能マネジメントスクールの「新人フォローアップ研修「基本編」「自律編」にご参加いただく場合の割引き制度です。

            詳しくは下記バナーをクリックしてご覧ください。


            ページ先頭へ

            • 導入のご相談、提案のご依頼、各種ご質問はこちらからどうぞ
            • 資料をご希望の方はこちらからどうぞ(無料)
            • デジタルカタログはこちらから
            • 官公庁・自治体職員向け研修案内
            • 総合研究所 経営管理研究所
            • グローバルマネジメント研究所
            • サンノーWebサポート
            • SuperGrace Web成績管理システム
            • マナビバサンノー
            • sannoメール登録

            他のコンテンツを見る

            SANNOが大切にしている活動スタンス
            理想のイメージをお客様と共に創り上げるために、大切にしている活動スタンスをご紹介します。
            人材育成・研修 用語集
            人材育成・研修に関する用語集です。実務にお役立てください。