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中長期経営計画に必要な擬人化力~最近の傾向・ご支援から見えること

SANNOエグゼクティブマガジン


自社の強みをどれだけあげられますか?

コンサルティングや研修の仕事をしている関係でさまざまな業種、業界の方と接する機会があります。その中で感じたことですが、仕事に対してモチベーションが高く仕事の実績をあげている人は、長期的な視点で自身のキャリアを考え、徹底的に自分の強みを磨いている人が多いように思います。例えばコミュニケーション力が高い方は、自社だけではなく幅広い交友関係を持ち、仕事に活かしています。さらに自身のコミュニケーション力向上のために外部セミナーにも積極的に参加しスキル向上に努めています。

ここで、個人の視点から企業の視点に切り替えて考えてみます。管理職の方に自社の強みや弱みを整理していただくと、弱みはたくさんあげられていて、強みはというと、弱みに比べると2分の1以下程度のことが多いように思います。そして「今後の自社の進むべき方向性は?」という問いかけをします。すると、「現状維持できればよいですね」という答えが返ってくることがよくあります。これでは、企業は徐々に衰退していくことになります。

企業を擬人化する力

そこでお勧めする方法が「企業を擬人化する力」です。

この力は、企業を人として考えるということです。イメージ(想像)で構いませんので、皆さんも自社を人として考えてみてください。自社は

・ 男性ですか? 女性ですか?
・ 年齢は何歳ですか? 子供ですか? 大 人ですか?
・ どんな性格をしていますか?
・ どんな強みがありますか?
・ 将来どんなキャリア像を持っていますか?など、

自社をどのような人としてイメージできましたか?

企業を人として考える

企業を人として考えると自社の本質をつかむことができると思います。例えば、「社交的ではないが、じっくりと人との付き合いをすることができる」であるとか「多少強引なところがあるがリーダーシップがすごくある」「実績はまだ出ていないが、人一倍努力家である」「コミュニケーション力は高くないが、情報収集能力が高い」などといったように、企業を人としてイメージ(想像)することで、顕在化されていない、潜在的に持っている強みを発見することができます。そして強みを認識できればその強みをさらに強めたいという意識になります。私自身も弱みを強みに変える努力よりも、強みをさらに強くするほうが、ワクワクしますし、その努力が苦になりません。皆さんもたぶん同じ意見ではないでしょうか。

中長期経営計画作成時に行う擬人化プロセス

では最後に、中長期経営計画作成時に行う擬人化プロセスを見ていきます。

 ① 自社を人として考え、その人を自分と して考えます。
 ② どのような性格を持っている人なのかを考えます。
 ③ 強みは何